エラ(エラ削り)
下顎角(エラ)は、①骨 ②咬筋 ③脂肪 で構成されています。
まず、どの要素でエラがはっているかを診断する必要があります。
下顎角の骨が外側に張り出していることを言います(ホームベース型の輪郭)これには下顎が小さすぎるためにエラが張って見えるケースもあります。
たまご型の小さな輪郭にするためにはリッツ美容外科では角部だけではなく、下顎体部からアゴに近い部分まで広範囲に骨削り&骨切りいたします。正面から小さく見せるための外板切除。横顔は曲線的下顎角骨切り術で滑らかな曲線を形成し、たまご型の小さい輪郭を実現します。口の中からの手術なので、皮膚の外側から傷をつけることはありません。
咬筋が発達している場合はボトックス注射で対応可能です。
脂肪で全体的に顔が大きい場合は脂肪吸引、もしくは脂肪溶解注射(BNLS)で対応致します。
頬骨(頬骨削り)
頬骨は頬骨体部(斜め45度から見える頬骨・ボディ)と頬骨弓部(正面から見える頬骨・ア-チ)に分類されます。
頬骨弓部自体の厚さは5~6mmなので、それ以上に突出している場合は、約2cmの横幅を小さくするために、最大横径部である頬骨弓を2~3箇所骨切りして内方転位させるアーチインフラクチャー法を行います。
斜め45度からの頬骨体部(ボディ)は、口腔内から骨削りを行うことによって、頬骨自体の存在を感じさせない仕上がりを実現しています。
下顎(顎 短縮:水平骨切りなど)
顎(あご)に対する希望で最も多い悩みは長い顎、前方に突出した顎です。
顎の長さは、鼻下長(鼻から上唇までの距離)とのバランスも大切な問題です。
オトガイ神経の位置などの個人差にもよりますが、顎の長さは最大10~12mm短く、8~10mm後退させることができます。
下顎(咬合)-受け口-
噛んだ際に、上の前歯より下の前歯が突出している状態を反対咬合といいます。
代表的な治療法として、下顎分節骨切り術が上げられます。
左右の第1小臼歯を抜歯し、根本の骨も削り、前歯6本を後退させ、チタンプレートで固定します。
この手術では、短時間での改善が期待できます。
下顎が突出している場合は顎が長い方が多いので、同時にバランスよく下顎を短縮することも可能です。
額(額増大 アパタイト・メタクリル酸メチル・脂肪・ヒアルロン酸)
平らな額を立体的な額にします。
メタクリル酸メチル法により段差を作らずに立体的な額になることが期待できます。
その他、脂肪注入法、ヒアルロン酸注入法でも可能です。
こめかみ(シリコン・アパタイト・脂肪・ヒアルロン酸)
加齢に伴い、頬がこけてこめかみが凹んでくると老けた印象になります。
こめかみを膨らませる方法にはさまざまな方法がありますので、ご相談ください。
頬骨が外方に突出しているためにこめかみが凹んでみえたり、頬がこけて見えたりすることもありますので、詳細に判断いたします。
咬筋ボツリヌストキシン注射
噛んだ時にエラの部分が膨らむのは、咬筋が厚いためです。咬筋が発達しているとエラが発達しているように見えるので、ボツリヌストキシン注射で小顔にすることが期待できます。
ボツリヌストキシンは筋肉の動きを抑制する効果があり、動きが抑制されると咬筋は委縮し、小顔に近づきます。
脂肪で輪郭が大きく見える場合はBNLS注射で脂肪を溶かし、小顔にすることが期待できます。