鼻翼縮小・挙上術 施術内容
「小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術」とは?
日本人の持つ小鼻および鼻翼の形状は、欧米人と比べると皮膚が分厚く、かたちが丸みを帯びて短いため、横に広がってしまうと鼻の存在感が増し、鼻の穴の中が見えてしまったり、不本意に幼い印象を与えてしまったりすることがあります。
そこで、リッツ美容外科大阪院がご提案したいのが、小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術です。
小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術は、小鼻および鼻翼の皮膚を、内側または外側から切除して縫合することによって、小鼻および鼻翼の幅を狭く縮小したり、位置を調整して挙上し、短い鼻を長くみせたりする美容整形となっています。
リッツ美容外科大阪院の小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術は、効果が長期的
に期待できるほか、他院で行った小鼻および鼻翼の美容整形の修正なども承ることが可能です。
患者様ひとりひとりの小鼻および鼻翼の症例に応じて、小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術の施術を個別にご提案しており、場合によっては隆鼻術や鼻尖形成術などの他施術を組み合わせて、より理想のかたちの鼻へ近づけることもできます。
「小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術」をおすすめする方
小鼻および鼻翼が丸いので幼く見られてしまう。
丸みのある小鼻および鼻翼を綺麗な見た目にしたい。
小鼻および鼻翼の幅が広いので、狭くしたい。
小鼻および鼻翼の幅を狭くし、張りもなくしたい。
小鼻および鼻翼のボリュームをできるだけ減らしたい。
小鼻および鼻翼が大きいので鼻の穴が見えてしまう。
左右非対称な小鼻および鼻翼を美容整形で改善したい。
後戻りしない方法で小鼻および鼻翼を小さくしたい。
傷が外側につかない美容整形で小鼻および鼻翼の幅を狭めたい。
過去に行った小鼻および鼻翼の手術を修正したい。
「小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術」の施術方法
・小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術の術前の評価方法
リッツ美容外科大阪院では、小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術を行う場合、以下のような術前の評価方法を行ってまいります。
①小鼻および鼻翼の幅と目頭の間の距離を比較
日本人女性の場合、目頭の間の距離でバランスが良いとされているのは平均35mm、小鼻および鼻翼の幅はそれと同じくらいか、やや大きいのが理想であり、37mmが目安となっております。このバランス感よりも幅が広い場合には、小鼻縮小・鼻翼縮小での調整が必要です。
②鼻尖の太さと小鼻および鼻翼の幅のバランス
理想的な鼻のかたちを実現するためには、鼻尖の太さと小鼻および鼻翼の鼻のバランスも重要となります。具体的には、鼻尖の幅は小鼻および鼻翼の鼻の3分の1程度がベストです。
③小鼻および鼻翼の付け根部分と鼻柱の垂直方向での位置関係
理想的な鼻のかたちは、鼻の軸となる小鼻および鼻翼の付け根部分と鼻柱の垂直方向での位置関係も大事な評価ポイントとなります。小鼻および鼻翼の側面の形状や、鼻孔(鼻の穴)の大きさ、左右の大きさの差、斜めの角度の張り出しなど、様々な方向から相対的にバランスをチェックします。
小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術の手術計画の仕方
小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術の評価が完了したら、小鼻および鼻翼の美容整形を行うために、どのような施術が相応しいかを決定します。小鼻および鼻翼の施術については、上記のとおり様々な切開方法がございますが、リッツ美容外科大阪院では、大きく分けて以下の3つの手術方法を採用しております。
小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術の3つの手術方法
①内側法(小鼻縮小・鼻翼縮小)
鼻孔の内側を切開・縫合することによる小鼻および鼻翼の縮小
小鼻縮小・鼻翼縮小でもっともスタンダードな施術方法が、鼻孔の内側を切開・縫合することによる小鼻および鼻翼の縮小・形成術です。美容整形の業界では内側法とも呼ばれます。
内側法は、鼻孔底、前庭部分などを紡錘型に切除し、鼻孔を小さく整えながら、小鼻および鼻翼の幅を縮小して、縫合する施術方法となります。ただし、この術式では結果的に小鼻および鼻翼の幅がほとんど変わらない場合があります。
理由としては、上記の図のとおり、鼻柱側の中央部にある皮膚は柔軟で可動性も良いものの、小鼻および鼻翼の外側にあたる皮膚は頬と連動していて可動性が乏しいため、せっかく鼻孔の内側を切開・縫合しても、鼻柱側の可動性の良い皮膚が外側に引っ張られ、後戻りが発生してしまうことがあるためです。
そのため、リッツ美容外科大阪院では、より高い効果が期待できるエーラー・フラップ法による鼻翼および小鼻の縮小を行っております。
エーラー・フラップ法による鼻翼および小鼻の縮小
リッツ美容外科大阪院では、前出のとおり、通常の内側法で問題となる後戻りの問題を解決するために、エーラー・フラップ法と呼ばれる術式を用いております。
エーラー・フラップ法では、従来の内側法で行われている紡錘型の皮膚切除は行わず、鼻孔の反対側に通じる皮下トンネルを形成し、この皮弁(フラップ)を、表皮を切除したうえで逆方向に引っ張り、対となっている方向の鼻孔内の皮下組織に縫合を行います。
通常の内側法と比べ、施術の手法はやや複雑になっておりますが、上記の図の通り、エーラー・フラップ法であれば、鼻柱から外側に向かって広がろうとする皮膚の牽引力にも負けることなく、小鼻および鼻翼が縮小された状態で安定する効果が期待できます。
なお、エーラー・フラップ法を用いた場合、小鼻および鼻翼の縮小効果は強くなるため、鼻尖とのバランスを術前に検討したうえで、鼻尖縮小も同時に行ったほうが良いこともあります。
リッツ美容外科大阪院では、患者様の小鼻および鼻翼の形状や大きさと、鼻尖とのバランスについても術前に評価するため、同時施術をおすすめする場合は、医師が個別にご提案いたします。
②外側法(小鼻縮小・鼻翼縮小)
いわゆる「あぐら鼻」と呼ばれるような、小鼻および鼻翼が、頬の付け根よりも外側に張り出した状態になっている場合、外側法と呼ばれる鼻翼形成の施術を行います。外側法は、小鼻および鼻翼の外側の皮膚を切除する施術方法です。
外側法では、上記の図のとおり、小鼻および鼻翼の外側の皮膚を、頬の付け根から0.5mmほど放した位置で三日月型に切除し、左右で同じくらいの長さになるように、切除幅を調整します。頬の付け根から0.5mmほど放した位置で切除する理由は、この手法のほうが自然な仕上がりになる傾向があるためです。
このとき、切除幅が広すぎると小鼻および鼻翼のかたちが直線的になり、柔らかい丸みが失われてしまうため、デザインは医師の診察時に入念に行います。術後はナイロン糸を用いて、しっかりと傷跡を縫合します。
なお、リッツ美容外科大阪院では、患者様の小鼻および鼻翼の症例に応じて、外側法と内側法の2種類の術式を組み合わせることも少なくありません。
③鼻翼挙上術
鼻翼の付け根部分が、鼻柱の位置と比べて下向きに垂れ下がっている場合、鼻全体の見た目のバランスが悪い印象になってしまいます。そこで、下がった鼻翼の位置を持ち上げて、小鼻をすっきりと見せることができるのが鼻翼挙上術です。
リッツ美容外科の鼻翼挙上術は、以下の手順で行います。
まずは、小鼻および鼻翼と頬の付け根部分を切除します。
スキンフックを用いて、皮弁を保持しつつ、頬の付け根側(底面)から頭の方向へ切開部分を剥離および挙上します。このとき、最大3mmほど軟部組織を水平方向に切除していきます。
頬の付け根側(底面)で、上記の図のとおり、吸収糸を用いて、垂直方向にマットレス縫合(1本の縫合糸で、創面に対して深部と浅部で垂直的に二重に糸を通し、結節して縫合する方法)をかけ、頭側に移動するように縫縮を実施します。
最後に、傷跡を縫合して鼻翼挙上術の施術は完了となります。
このように、リッツ美容外科大阪院の鼻翼挙上術は、垂れ下がっている鼻翼の頬の付け根(底面)を切除によって挙上させ、さらに、マットレス縫合によって基部下端を挙上させる2つの術式を組み合わせています。
「小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術」で期待できる作用と効果
リッツ美容外科大阪院の小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術は、以下のような作用と効果を期待できます。
小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術を行うことで、長期的な効果の持続が期待できる
リッツ美容外科大阪院の内側法(エーラー・フラップ法)、外側法、鼻翼挙上術は、皮膚組織の切開・縫合によって、小鼻および鼻翼に直接アプローチする術式であるため、術後の仕上がりは半永久的な効果の持続が期待できます。患者様のお望みになる小鼻および鼻翼のかたちに、可能な限り近づける施術を行ってまいります。
小鼻および鼻翼の形状により、内側法と外側法の2種類の施術方法を使い分ける
リッツ美容外科大阪院では、小鼻および鼻翼の形状によって、小鼻および鼻翼の幅を狭くしたい場合には内側法(エーラー・フラップ法)、鼻翼がもともと大きい場合には外側法と、2種類の施術方法を使い分けて施術を行います。症例によっては、内側法と外側法を組み合わせることも可能です。
小鼻および鼻翼の位置が下がりすぎている場合は、鼻翼挙上術を適応することも可能
小鼻および鼻翼の位置が垂れ下がるようになっている場合、横から見た際に鼻翼が覆いかぶさって鼻柱が見えず、鼻自体が短く見えてしまいます。そこで、鼻翼挙上術を適応して、小鼻および鼻翼を理想的な位置まで移動させる効果を期待することもできます。
隆鼻術や鼻尖形成術などの他の施術と組み合わせることで、より理想的な鼻に近づける
リッツ美容外科大阪院では、内側法(エーラー・フラップ法)、外側法、鼻翼挙上術と合わせて、隆鼻術(低い鼻を高く見せる美容整形)や鼻尖形成術(鼻尖を高く見せる美容整形)など、他の施術との組み合わせを行うことで、より理想的な鼻のかたちに近づけることも可能です。ご希望がある患者様は、医師までお申し付けください。
「小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術」の施術の流れ
①カウンセリング
患者様のお悩みをカウンセリングした後、小鼻および鼻翼のかたちなどを医師が詳しく診察し、小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術のいずれの施術が適切かを判断して、ご提案させていただきます。なお、隆鼻術や鼻尖形成術などの他の施術を組み合わせるべきかどうかも診察し、必要がある場合は患者様ひとりひとりの症例に合わせてご提案いたします。
②麻酔
リッツ美容外科大阪院では、患者様の身体のご負担をできる限り抑えるために、眠りについているうちに施術を完了できる静脈麻酔と、施術を行う患部に直接処方する局所麻酔の2種類をご用意しております。痛みに弱い患者様は、お気軽に医師までご相談ください。
③「小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術」の施術
麻酔がしっかりと効いたことを確認した後、小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術のいずれかの施術を実施していきます。具体的には、小鼻縮小・鼻翼縮小の内側法または外側法、あるいは鼻翼挙上術を行います。他施術との組み合わせなどによって施術時間は異なりますが、約60分が目安となっております。
④術後のアフターケア
抜糸は術後7日をめどに行います。洗顔、シャワーなどは翌日から可能で、入浴は腫れが引いてから行っていただくことができます。メイクは抜糸後から可能です。
POINT
鼻翼縮小術には、さまざまな術式が存在します。日本人に多い鼻翼幅を狭くしたいという希望に対して、今まであまり良い方法がありませんでした。
エーラー・フラップ法は、一般的な鼻翼縮小術では、鼻翼が不自然な形態になるという欠点を改善し、最小限の切開で大幅に鼻翼幅を減少させることができる施術です。皮膚の一部を利用して、左右の鼻翼を中央に寄せます。糸のみで寄せるのではありませんから後戻りがほとんどなく、大きな変化が得られます。基本的に鼻に穴の内側から行なう手術ですので、傷が表にほとんどでません。但し、鼻翼の張り出しが大きい場合は、切開線を外に伸ばして皮膚を一部切除して張りを小さくすることもあります。
鼻翼縮小・挙上術の特徴
施術時間 |
約60分 |
麻酔の有無 |
静脈麻酔/局所麻酔 |
抜糸の有無 |
抜糸は術後7日を目安に行います。 |
ダウンタイム |
腫れや内出血などのダウンタイムの強い症状は3〜5日程度続きますが、その後は術後の経過と共に落ち着いていきます。鼻の組織の安定には個人差があるものの、3週間程度かかるため、念のため、1ヶ月はサウナ、激しい運動、飲酒など、血流を活発にする行為や、顔のマッサージ、メガネの長時間使用、うつ伏せ寝、歯の治療などは控えるようにしてください。 |
腫れ具合 |
★★☆☆☆ |
副作用など |
術後は傷跡がしばらく赤く、硬くなることがあります。鼻の付け根部分は皮脂腺が発達していることもあり、強い赤み、表面の凸凹、ニキビや発疹が出る場合もあります。
また、鼻孔の底にある縫合線がへこみとして残ったり、ごく稀に感染症や血腫などがみられたりすることもあります。
違和感がある場合や、症状が長引く場合には、医師までご相談ください。
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料金表
鼻翼縮小・挙上術
330,000円(税込) ※個人差によって料金の変動がございます。
よくある質問と答え
鼻翼幅を内側から狭くする手術でも効果はありますか?
鼻翼幅を狭くすることを主な目的とするエーラー・フラップ法は、鼻の穴の内側から行います。この方法は、糸で中央に寄せるのではなく、従来法では切除する軟部組織を残し、表皮を切除した後に皮下トンネルを通して対側に引き出し、鼻翼を中央に寄せる力源として利用します。
鼻翼が肉厚で大きいのですが、傷跡が目立ちますか?
当院が開発したエーラー・フラップ法は、鼻翼幅を狭くしたいという方に最適な方法です。但し、鼻翼が肉厚でボリュームがあり、大きなボリュームダウンを期待されるなら、小鼻の付け根の溝に一致させるように切開することもあります。この場合でも細かく丁寧に縫合しますので、ほとんど分からなくなります。
鼻翼を下げて鼻の穴を見えなくしたいのですが、方法は?
鼻尖の位置は下なのに、鼻尖から鼻翼に上がってくる角度が急で、鼻の穴がよく見える場合があります。このような場合は、鼻翼の上がっている部分だけを下げる手術になります。方法は、耳から皮膚と軟骨を一緒に採取し、鼻の穴の中から裏側に移植して、鼻翼から皮膚を下に下ろします。
外側を切る場合は、どのようなケースですか?
鼻翼の外側への張りを改善する場合、鼻翼の皮膚を一部切除します。最も効果的な方法は、鼻翼の内から外にかけて皮膚を切除する外側法です。なるべく鼻の穴の中を多く切開し外側の切開は少なめにします。外側の切開部は鼻翼の溝に沿って細かく縫合しますので殆ど分からなくなります。
エーラー・フラップ法は、外側に傷がつきますか?
日本人に多い鼻翼幅を狭くしたいという希望に対しては、最少限の切開で大幅に鼻翼幅を変える方法がエーラー・フラップ法です。基本的に鼻の穴の内側から行いますが、鼻翼の張りだしが大きい場合は、更に切開を外側に延ばして皮膚を一部切除しますが、傷は細かく縫合しますので殆ど分からなくなります。
エーラー・フラップ法はどのような手術ですか?
当院が開発したエーラー・フラップ法は、鼻翼幅を狭くしたいという方に最適な方法です。従来法であれば切除する軟部組織を皮弁として残し、表皮切除した後に皮下トンネルを通して対側に引き出し、鼻翼を中央に寄せる力源として利用します。最小限の切開で大幅に鼻翼幅を改善できる画期的な方法です。
過去に行った尾翼縮小手術の修正はできますか?
鼻翼縮小は、状態に合わせて様々な方法があります。鼻翼幅が広い、鼻翼の張り出しが気になる、鼻翼幅も張りだしも気になる、鼻翼が肉厚である等状態に応じて術式を選択します。当院では修正手術を多数行っておりますので、諦めずにご相談ください。前回の術式を検証しご希望に添う方法をご提案します。
同時に隆鼻術や鼻尖縮小術はできますか?
鼻翼は鼻スジ、鼻尖、鼻柱とのバランスが重要なため、単独手術のみならず、鼻の他部位との複合手術も多く行なわれます。ご希望を伺った上で、鼻全体、目や口元、輪郭等他部位とのバランスを考慮して最も効果的な方法を診断致します。
痛みについて教えてください。
局所麻酔で行います。ご希望の方には静脈麻酔を使用し眠っている間に終了することもできます。個人差はありますが、術後に強い痛みはなく、お渡しする鎮痛剤でカバーできます。
腫れについて教えてください。
もともと大きいものを小さくする為、ほとんど目立たず、個人差はありますが、3日~5日間をみて頂いております。抜糸は7日目、この間、内側法の場合は鼻の穴に目立たない糸がついています。外側からは、角度によって見えるか見えないかという程度です。外側法の場合でもマスクをして頂ければ、カバーできます。